シックハウスになった時

死んだふり シックハウス

シックハウスの症状と病院通い

こんな症状が出たら要注意です(個人差は大きいですが私の場合)

目が充血する

何でもないのに目が真っ赤になっている。
他に原因が思いつかないならアレルギーかもしれません。

目がチクチクする

何もないのに目がチクチクしてきます。
ちょっと危ないです。
長くそこにいてはいけません。

鼻孔の奥が乾いているみたいに感じる

特別空気が乾いているわけでもないのに鼻孔の奥が乾いているように感じました。

肌がチリチリする

毛が逆立つような感覚に襲われます。
別に何があるわけでもないのに何かあるように感じます。
目に見えるわけでもないので要注意。

体がだるくなる

これは判りにくいです。
他で疲れた場合もありますがそうでないときは疑った方が良いです。
なんとなく疲れたみたいに感じてしまいますが環境を変えて休みましょう。
散歩に行くとか買い物に行くとかしてみると気分も変わって回復できます。

判断力が落ちる

何か考えるのがめんどくさくなって判断できにくくなります。
考えがまとまりません。

イライラする

なぜかイライラするようになります。
ともかく落ち着かなくなります。

酔払ったようになる

頭がぼうっとして起きられなくなります。
この段階で初めてアレルギーだと確信して病院に行きました。

病院に行ったら

神奈川県にはアレルギー科のある病院がいくつかあります。
ネットでしらべて公立の病院が近かったのでそちらに行ってみる事にしました。

シックハウスで病院通い

ひどい状態で車も運転できないのでバス、電車を乗り継いで病院に行きました。
途中のことをあまりよく覚えていないくらい酷かったのですが
やっとの思いで病院についてアレルギー科の受付で
「シックハウスみたいなんです」
と、言ったとたんにそれは予約が必要です、と門前払い。
フラフラしながら予約を取って帰る羽目になりました。

教訓:病院を受診するときに自分からシックハウスと言ってはいけない。
何だかわからないがアレルギーだと言って受診する。

予約の日

お医者さん
やっと予約の日、シックハウスアレルギー科を受診しました。
専用の服に着替えクリーンルームへ。
しかし私には合わないらしくちょっとアレルギー反応がでます。
「ここは大丈夫でしょ?」と聞く看護師さんにダメとも言えず答えを濁してしまいました。
はっきりダメと言えば良かった。
この日は瞳孔の反応と血液検査で終わり。

2回目

血液検査の結果でホコリや花粉の反応は出ている物のシックハウスの一般原因であるホルムアルデヒドには反応が無し。
要は何だかわからないという結果。
先生はホルムアルデヒドの暴露試験やりますかと聞いてきたのだけれどそれは違うと血液検査の結果が出てるじゃないですか。
とどのつまり私のシックハウスは原因がわからないという事らしい。
あげく持って行ったマンションの環境検査の結果表をみてこんなの見たことないというのでそんなにひどいですかと聞いてみたら結果ではなく結果表その物を見たことがなかったとの事。
う~ん、ここ受診しててもらちがあきそうに無いのであきらめました。
*10年前の事なので現在は判りません

2019/10/4 調べなおした所、シックハウス科は閉鎖となり現在新規の患者受付はしていないそうです。
やはりシックハウスは対応が難しいのでしょうね。

結局どうしたか

原因から逃げる

元の団地に戻りました
幸い引っ越し作業の途中で怪しいと感じて団地の契約は切らないでいたのが助かりました。
エアコンは廃棄してしまっていましたが風呂は廃棄寸前で作業を中止。
寒い時期だったので助かりました。
小さなカセットガスのストーブがどんなに頼もしく思えたものか。

お風呂屋さん通い

当時近くにスーパー銭湯があったので毎日サウナに入りに行きました。
ともかく汗をかいて体内のアレルギー物質を排出することを考えていました。
最初は変な味がした汗がだんだんとただしょっぱい味になって最後ほとんど何の味もしなくなった頃にアレルギーも収まりました。

*ボディシャンプーやシャンプー・リンスの中にもアレルギー反応が出るものがあって困惑しました。

不思議なことにこちらのアレルギーが治まるころボディシャンプー他のブランドが変わりちょっと辛い物になってあまり行かなくなり先日はついに閉店してしまいまるで自分のアレルギーを治してくれるためにあったように感じる不思議な体験になりました。

シックハウスの怖い所

進行性である

これはアレルギー全般に言えるのですが進行性であるという事です。
進行すると化学物質過敏症になってしまい普通の生活すら困難になります。
病院を受診した時はもう古い団地に戻っていたので症状は少し改善していたので余計解りづらかったのかもしれません。
もしあのままマンションにいたらと思うとゾッとします。

原因物質の特定が難しい

ホルムアルデヒド等のように有名な物質以外に反応していると原因がわからず治療の方法も見つかりません。

治療の決定打が無い

風邪などのように薬を飲んだり注射をすれば治るという物ではありません。

再発する

一旦症状が治まっても原因物質に触れる機会が増えれば簡単に再発します。
近づかないように自衛するしかありません。
アレルギーが怖いので中古車を買ったら当たってしまい再発しました。
結局その車も売却する羽目になりました。

ともかく逃げるしかない

見えない原因物質から逃げるのが一番です。
私の場合はともかくマンションから退去でした。

長い付き合いになる

症状が進んでしまって過敏症まで行くと普通の生活に影響が出てしまうそうなので
私の場合は手前で踏ん張れて助かりました。

現在は

一応症状は治まっていますが

・柔軟剤の匂いの強い物はダメ。
・香水の一部がダメ。
・タバコの匂いがダメ。

我慢できる範囲なのですが強くなるとアウトです。
女性の香水は困りもので近くに来られると大変な事になる人がいます。
柔軟剤も意外にきつくて最近では近所で柔軟剤を大量に使われて倒れてしまうかもと思いました。
さて困ったと思いましたがあちらが引っ越して事なきを得ました。
こんな風に軽い症状でも苦労してしまいます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました